━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ なるへそ数字雑学 ■ 第40号(2005/09/21) -------------------------------------------------------------- なるへそ数字ラボがお届けする、数字がわかるメルマガ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは!なるへそ数字ラボのジュテンです。 テレビドラマ「女王の教室」の最終回はご覧になりましたか? というわけで今回は教員の数です。 ■■今日のテーマ:教員の数■■ では早速、「なるへそ(!)数字ラボ」でのやりとりをちょっとのぞいてみま しょう! 登場人物は、発行Webサイトのプロフィールを参考にしてください。 http://home-m.com/naruheso/ ------------------------------ ★ 本日のなるへそラボ ★ ------------------------------ はじめ:ドラマ「女王の教室」見ました? (ナナさん同様)すごーく怖かったですよネ。 ナ ナ:何か言った?最後の方しか見なかったけど、いい番組だったわネ。 所 長:あんなに信念をもって取り組む教師ばかりだといいじゃがノ。 ところで教員の数ってどのくらいかノ。 はじめ:ハイ。早速調べてみます。 はじめ:わかりました。まず小学校の教員からですが、合計で41万人です。 中学校の教員数は約25万人、高校の教員数は約26万人で、 ほぼ同数です。 ナ ナ:児童生徒数はどうなのかしら? はじめ:小学生児童の数は約720万人で、中学と高校はそれぞれ370万人です。 ナ ナ:大雑把に整理するとどうなるかしら? はじめ:わかりました! 小学校は6年間、中学が3年間、高校が3年間ですから、大雑把 に児童数を考えると、中学+高校=小学校ってなりますネ。 でも小学生数の方が少ないわけですから、減少傾向になってい るってことですネ。 それから、一方教員の数は、中学と高校の教員の合計の8割が 小学校の教員です。 職員1人あたりの児童生徒数をみてみると、小学校で17人、中学・ 高校でそれぞれ15人です。 ナ ナ:すごいじゃないの!だんだん自分で考えられるようになったわネ。 所 長:数字の整理としてはだいたいそんなところじゃナ。おそらく小学校 では、1人の担任が全科目を教えるのに対して、中学・高校では 数学、英語、現国・・・など科目の数だけ先生が必要だからかノ。 所 長:ところで、中学や高校の教員数が約25万人前後じゃが、この数字 に見覚えがないか? はじめ:そういえば、過去に調べた数字でも似たような数字がありましたネ。 理容業の従業者数 :約25万人(第36号 理容と美容) 警察関係の地方公務員数:約27万人(第37号 公務員) 防衛庁の職員数 :約28万人(第37号 公務員) 日本郵政公社の職員数 :約27万人(第37号 公務員) みなさん25万人前後ですネ。 ナ ナ:25万人って計算すると国民の500人に1人って数なのヨ。 はじめ:不思議な数字ですネ。“人数”に関する数字を調べる際の基準の 1つになりそうですネ。しっかり覚えておきます。 ------------------------------ ★ 数字のおさらい ★ ------------------------------ ・小学校の教員の数(H16年5月1日現在) 国公立の教員数:約41万人 私立の教員数 :約3,500人 合計:約41万人 ・中学校の教員の数(H16年5月1日現在) 国公立の教員数:約24万人 私立の教員数 :約1.3万人 合計:約25万人 ・高等学校の教員の数(H16年5月1日現在) 国公立の教員数:約20万人 私立の教員数 :約 6万人 合計:約26万人 ■中学と高校の教員数はほぼ同数の約25万人 ■小学校の教員数は、中学と高校の合計の8割の41万人 (参考) ・小学校の児童数 合計約720万人 ・中学校の生徒数 合計約370万人 ・高等学校の生徒数 合計約370万人 ■教員1人当たりの児童生徒数:15人〜17人 ----------------------------- ★ 参考にしたサイト ★ ------------------------------ ・文部科学省 参考データ http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/miryoku/03072301/016.htm ■■編集後記■■ 「女王の教室」、とても考えさせられるドラマでした。 私は最終回よりも、その前週の回の方が印象深かったです。 “何のために勉強するのか”この質問に答える先生の回答は、 ウン十年生きてきた私にも、これからどうやって生きていくかを 真剣に考えなさいといわれているようでした。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ なるへそ数字雑学 ■ 第40号(2005/09/21) -------------------------------------------------------------- ■発行・運営:なるへそ(!)数字ラボ ■発行サイト:http://home-m.com/naruheso/ ■ご意見・ご感想:naruheso@home-m.com ■メルマガの登録・解除:http://home-m.com/naruheso/ ■お願い:本誌利用によって生じた結果に関しては一切の責任を負いません。 Copyright(C) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |
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